数回前の記事で➀と②+αを繋げると書きましたが+αとは『ニーズ』と呼ばれるものです。
『ニーズ』をざっくり言うと『求められているもの』です。
どんな『ニーズ』があるかはアンケート調査などの方法もありますが、個人教室で行うには厳しいと思います。
では、どのように『ニーズ』を探るか?のお勧めの方法です。
その商圏内にある『不』を探すです。
『不満・不安・不足・不便』など、今から商売をする商圏に『不』のつく何かがないかを考えてみましょう。そこを解決できる自分の特徴や、立地の特徴があればいいです。
ここにいくつかの想定される『不』がないか調べてみてください。
まずは一般の音楽教室の『不』は何かないか?
周りの教室にお客様目線で考えたときに『不』はないか?
周りの教室に講師(目指すかた含め)目線で考えたときに『不』はないか?
実はこの『不』への解消がビジネスの本質だと私は思っております。
➀不満 料金・レッスン回数・発表会・講師とのコミュニケーション・レッスン内容・設備
②不安 レッスン料に関する不安・どんな先生か分からない不安
③不足 先生や教室に対する情報不足・発表会などのイベントがない
④不便 遠い・問い合わせがしにくい
などが考えられます。他にも『不』がつく漢字が見え隠れする場合は、そこを自分のスキルは環境で解消できないかを考えてみましょう。
『不』がつく漢字『理不尽』もそうです。
昔は『理不尽』な先生もいましたよね。今はそんなの許されない時代です。気をつけましょう。