大半の方はご自宅でレッスンを実施をすることを考えるのではないかと思います。
教室用に会場を借りようと思うと自分が受け取る謝礼の他、会場費がかかるので金額が高くなります。
出張レッスンなども検討しても良いとは思いますが、妻の教室の先生たちにはお勧めしておりません。
レッスン代、移動費、会場費、移動時間含む拘束時間を考えると市場の金額だと先生たちが儲からないからです。先生たちが儲かる金額に設定したら、高額になってしまいます。『高額なレッスン代を払ってでも習いたいと思われる経歴がある』『近くに安く借りられるスタジオがある』などであれば良いですが。
ただ、安く借りられるスタジオも「安い理由」が明確でない場合は、料金の値上げ、閉鎖の可能性についても見極める必要があります。様々な値段には理由があります。それが一般より大きなズレがある場合は何らかの理由があるはずです。
教室運営は継続するものです。先々を考えて手を打つ必要があります。
そういう面では自宅をピアノ教室にした方が一番確実かと思います。
今回は教室の場所が強みになる可能性について記載致します。
【立地面の強み】
Case1 駅近
商圏が広くなります。その分打ち出しエリアが広がります(難しくなる)。学校帰りや仕事帰りなどでもお通い頂ける環境になります。
Case2 専用駐車場あり
レッスン時間に自由に停められるのであれば、こちらも商圏が広くなります。ただ、1台だけだと車で来られる生徒さんが続いたときに困ってしまうので、ご入会頂く時間のやり繰りが必要になります。
Case3 近隣にコインパーキングあり
これも商圏が広がります。近隣にいくつもコインパーキングがあるのが望ましいです。コインパーキングが一つだけだと満車になっていた場合や、コインパーキングが建物に変わることも往々にして起こります。急に車で来れなくなったってことがないように気をつけましょう。ピアノ教室の規模をどのくらいにしたいかで変わりますが、個人的には将来的に生徒さん用に月極の駐車場を借りられるよう、お月謝設定するのが良いと思います。
Case4 自転車OK
自転車を置いておくスペースがあるかどうかです。歩道や道路に置いておくとトラブルになる可能性があります。放置自転車禁止区域であったり、接触事故であったり、そんなに起こる可能性は高くはないと思いますが、起きた時に厄介な問題になります。ある程度の生徒さんを確保したいようであれば場所を確保できるのが理想です。
Case5 スーパー近く
お子さんがレッスンを受けている時間に買い物ができるのを喜ばれる保護者の方は多いです。お忙しい保護者様としては効率良く時間を使いたいものです。
自分の教室の立地に強みがないか?一度確認してみてください。