競合のお陰で見えてきたこと

生徒募集

妻のピアノ教室周辺は競合だらけです。
教室立ち上げたときも多かったですし、今は当時よりも競合が増えております。

そんな中、どの曜日も8名以上の生徒さんにお通い頂いております。月曜日から土曜日までで60名以上の生徒さんにお通い頂いております。

月謝も特に安くはしてません。

立ち上げ当初、想定外のことが起きました。沢山体験の申込を頂いても入会率が低かったのです。

講師業をやるのが初めての若い先生からしたら、毎月数名の体験レッスンが入ることを特別なことと思わず、入会率が低くて生徒数が増えるのが遅いことに関して不満をぶつけられることもありました。

自分がお客様の期待に応えられていないこと、競合に負けていることを分かるはずもなく…。そのような流れもあって今後こちらのブログにも記載しますが、外部講師を招いて研修を実施しました。

競合が沢山いる中、打ち出しに成功したにも関わらず、体験レッスンの質で入会を沢山逃すことになりました。これが大手ならば、「○○先生は良くなかったわ」と講師の良くない噂となりますが、個人宅だと「あそこの教室良くないわよ」「体験行ったけれど、いまいちだったわ」などの教室全体の悪い噂へと変わる可能性があります。

これが個人宅教室の怖さだな。と感じました。

お客様からしたら、「個人宅の教室=一人の先生」と思われる可能性が高いと思います。
また、若いピアノの先生に知って頂きたいのが、生徒さんや保護者の方はピアノの先生という括りの中だけで判断しているわけではない。ということです。

保育園・幼稚園先生、他の習い事の先生など、色々な先生と比べて評価をされています。
大手に比べてここは非常にシビアになるのだと痛感しました。

大手の音楽教室の先生だったら、生徒さんや保護者の方に多少不安があっても「大手の先生」の肩書で選んでくれます。
しかし、個人宅(大手の後ろ盾がない)の場合そうではなかったのです。

今までの経験で突っかかっていた疑問が一気に解けたきっかけとなりました。

幸い色んな先生方の協力があって数年かけて体験レッスンの入会率を改善することができましたが、
妻は入会率がほぼ100%だったので(正確には100%じゃありません。1名体験荒らし?ボケてる?方が体験したけれど入会せず。その後もチラシを見るたびごとに体験の申し込みをされる謎な方がいらっしゃって、その方だけ入会になりませんでしたが、妻の名誉のため100%とさせて頂きます)
教え子である講師の入会率の低さにはショックを受けておりました。

競合が多いのは自己成長に繋がます。

どんなビジネスでも外的要因は変化致します。

競合がいようが居まいが常に研鑽することをオススメします。

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