ピアノ教室を立ち上げる前にやるべきこと③

生徒募集

今までの記事で見えてきた環境を整理しましょう

【マーケティング選択肢】
①近くにピアノ教室がない
→ラッキーだと思いましょう。とはいえ、将来的に近隣にピアノ教室が出来る可能性は否定できないと思います。できた時にも負けない武器を予め考えておきましょう。


②ピアノ教室はあるけれど、情報がほとんどない
→募集をしているかどうかでも違います。ホームページは無いけれど、チラシや看板を出しているようであれば紹介や近隣のお客様だけで展開している可能性あいます。看板もチラシも無ければピアノを弾けるお母さんが付き合いでピアノを教えていることもあります。明らかに月謝が安いとかであればお月謝が高くても納得できる理由を作る可能性あり


③積極的に募集しているピアノ教室がある(個人宅)
→ホームページ、看板などがある場合は募集に力を入れています。ただ、常に募集してるようであれば実は評判がそんなに良くない可能性もあり。ホームページや看板があるけれど募集していない場合は人気のため満員の可能性があります。周りに住んでいる人口次第では気にする必要ない可能性もありますが、お月謝などは参考にせざるを得ないと考えます。


④競合がある(大手)
→その商圏のお月謝とレッスン回数の基準となります。確認しましょう。可能であればピアノレッスンの部屋数なども分かると最高です。ただ、他の個人宅との差別化よりも、大手やチェーン店の方が差別化しやすいです。大手ってだけで気負いせず、大手の特徴とジレンマさえ理解していれば、それに対応する仕組みにすれば問題ありません。


では、大手の特徴とはどんなものがあると思いますか?
・安心感
・気に入らなかったら辞めやすい(近所の先生だと辞めた後も会う可能性があるので辞めづらい)
・カリキュラムがしっかりしている(イメージ。実際は先生任せが多い)
等々

大手のジレンマはどんなことがあると思いますか?
・先生の個性を打ち出したレッスンができない
→大手は同じコース名でお月謝を貰っている以上、講師による差がでることに抵抗があります
・講師の意思が反映されにくい
・高いお月謝設定をせざるを得ない 等々
基本的に大手は楽器店の会社員たちが色々考えながら募集と運営をやっております。

フリーランスの立場と会社員の立場では必死になり方が違います。
本気で考えたら勤務時間内だけで考えている会社員に負けるはずがありません。

講師業は肩書だけで継続できる程甘くありません。特に今はネットで色々調べられる世の中です。経歴に関してもどれだけ素晴らしくても、生徒さんから必要だと思われなければ何の意味もありません。では肩書って必要ないのか?と言うとあります。選択肢がある場合に比べる上で使えます。

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